今回は、コーワから発売されています大口径単焦点レンズのプロミナー25mmF1.8 の紹介です。
マイクロフォーサーズマウントの為、35mm判の換算画角で50mm相当の標準レンズになります。
カラーバリエーションは三色「ブラック」「シルバー」「グリーン」ラインアップされているので好みに合わせて選ぶことができます。
本体ボディーから内部部品まで剛性に優れたアルミニウム金属が使用されており、手触りや程よい重みなど細部までこだわった造りになっています。
絞り値別の解像力のチェックです。上の写真の中心部分を等倍で切り出します。
(右上)絞り開放値 F1.8では、やわらかい印象で標準的な描写力ですが、
(左下)F8付近になると周辺部までしっかりと解像してくれます。
(右下)F11〜F16まで絞ると回折現象の影響で解像度は落ちてしまいます。
遠景描写では、少し絞り込むことで良好な解像力で綺麗に撮影することができます。
そのほか遠景の描写で気になる周辺光量の落ち込み、色の滲みなどは、
ほとんど見られず遠景の撮影にも十二分に対応できる優れた描写力を持っています。
(左)逆光時にフレア・ゴーストが出てくる事はあるものの程よい具合で、オールドレンズのように柔らかな印象で撮影することが出来ます。
(右)ゴースト・フレアを抑えて撮影したい場合には付属のフードをつけることで、ほとんどの場面でフレア・ゴーストを抑えることができます。
絞り羽は9枚の円形絞りで、点光源のある撮影でも綺麗なボケで撮影が出来ます。
オールレンズのような、すこし癖のあるボケ味が良い味をだしてくれます。
シャッタースピード:1/2000/絞り値:F2.8/ISO:200
シャッタースピード:1/640/絞り値:F5.6/ISO:200
マニュアルフォーカスレンズながら操作性も素晴らしく、絶妙なトルク感のピントリング・鏡胴に掘り込まれたローレット加工で快適に操作ができます。
また、開放F1.8からキレのある描写力のおかげで、MFアシストの拡大表示を使って撮影すれば正確に素早くピントを合わせることができました。
また、良い意味でオールドレンズらしい部分(味のあるフレア・ゴースト・ボケ味)があるので、現代の素直過ぎる写りに飽きているかたにもオススメのレンズです。
今回、ご紹介するのは興和光学のプロミナーシリーズ「KOWA PROMINAR 12mm F1.8」です。
マイクロフォーサーズ用レンズで焦点距離は35mm判換算で24mmとスナップや風景で活躍してくれる画角のレンズになります
カラーバリエーションは三色「ブラック」「シルバー」「グリーン」ラインアップされているので
ご自身のカメラに合わせて色を選ぶことができます。
「オリンパス OM-D E-M1」に装着して大阪駅周辺・奈良の吉野山で撮影を行いました。
最短撮影距離20cm付近での撮影です。
広角12mmのレンズですが、メインの被写体にグッと近づくことで大きな背景ボケも得ることができます。
玉ボケも周辺部まで丸いままで気になる口径食も見られないので、これからの季節イルミネーションの撮影にもピッタリですよね。
さらに広角レンズで気になる湾曲収差はほとんど感じず自然に写し撮ってくれるので
広角の接写も楽しめる幅広い場面で活躍するレンズです。
ISO 1600 / SS 1/30秒 / F1.8
開放での撮影ですが、遠くのビルの窓まで確認が出来るほどシャープに写し撮ってくれます。
かなり暗い場所での撮影でしたが、開放絞り値F1.8ととても明るいので手持ちの撮影でもブレを気にすることなく撮影できました。
ISO 800 / SS 1/600秒 / F1.8
逆光シーンでは、フレアはほとんど見られなかったもののゴーストの出現は多々みられるので天気の良いはフードの着用がオススメです。
また、絞り開放のF1.8ではメインの被写体と背景との距離によっては四隅に流れるような、
癖のあるボケ(写真@左上)になるのことがあるので、気になる場合は少し絞り込むことで軽減することができます。
ISO 1600 / SS 1/3200秒 / F5.6
ISO 1600 / SS 1/1000秒 / F1.8
スナップ写真にベストな広さの24mm相当という理由の他に被写界深度自体は12mmですので充分に深く、
注意深くピント合わせをしなくても大雑把に距離を合わせて、少し絞り込んでおけば、
あとは構図を決めてシャッターを切るだけなので気軽にスナップすることができます。
コーワのプロミナ―シリーズのレンズすべてに共通していることですが、
金属の塊から削り出して造り上げたボディーは、程よい重みや手触りの良さなど、
所有欲を満たしてくれる重厚な作りになっているので、ぜひ手に取って造りの良さを感じて頂きたいと思います。
興和光学のプロミナーシリーズから広角レンズ「KOWA PROMINAR 8.5mm F2.8」の紹介です。
マイクロフォーサーズマウントなので、35mm判の換算で17mm相当の超広角レンズになります。
このレンズ最大の特徴は、対角106°の超広角にもかかわらずディスト―ション値が0.36%と
非常に低く歪みの少ない写真を撮ることができます。
超広角レンズの多くは樽型収差と呼ばれる、
樽型に膨らんだように曲がったように写ってしまうというレンズ特性があるのですが、
その歪みがほとんど出ないのがこのレンズの最大の特長です。
上の作例写真のように、建物の直線をしっかりと直線で写し撮る事ができ周辺部までしっかりと解像してくれるので、
建築物の撮影にピッタリなレンズです。
フレアへの耐性はとても高く、逆光のシーンでも高コントラストでメリハリのある描写で撮影ができました。
ですが、ゴーストはたいへん出やすいので外での撮影ではフードを付けての撮影がオススメです。
少し絞り込むと、手前から奥までしっかりピントが来るので、
広角レンズならではのパンフォーカスを用いたスナップ撮影も気軽にできます。
フォーカスはマニュアルだけですが、ピントを距離目盛で大まかに合わせ少し絞り込んでおくことで、
ほとんどの場面で大きくピントを外すことはありませんでした。
最短撮影距離0.2mで撮影
最短撮影距離は0.2mと近いので、グッと被写体に近づいて撮影することでパースを活かした写真を撮る事ができます。
ISO 200 / SS 4秒 / F2.8
現在、販売されているマイクロフォーサーズマウントの広角単焦点レンズ(フィッシュアイレンズを除いた)の中で、
もっとも広角、なおかつディスト―ションがとても少ないといった部分で唯一無二のレンズです。
オススメのシーンとしては
建築物:8.5mmの超広角の画角でディスト―ションが少なく、歪みのない撮影ができます。
スナップ:深い被写界深度でピントを外すことなく撮影できます。
飛行機や蝶など、動いている被写体でもダイナミックに写しとることができます。
風景:被写体にグッと近づいて撮影すればパースを活かした迫力ある表現ができます。
いままでの写りに飽きている方は、ぜひ超広角8.5mmを試してみてはいかがでしょうか。
他のレンズでは写すことのできない迫力ある一枚が撮影できるかもしれません。
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