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絞り優先オート F9 1/140秒 ISO400 18mm 絞り優先オート F10 1/680秒 ISO400 300mm
大台ヶ原にて日の出を撮影。
左は広角側18mmで周囲の風景を入れながら日の出を撮影、
右は望遠側300mmで朝陽に輝く熊野灘を撮影しています。
※少しモヤった感がありますが、これは霧の影響です。
日の出の時間はわずかで、レンズ交換する時間がもったいないシーンでもあります。
広角でも望遠でも撮りたい場合は、カメラ2台体制にするなどして、私もこれまで撮影してきました。
しかし高倍率ズームレンズとなれば、レンズ交換は考えずに撮影に集中することができ、
画角の違ったバリエーション豊かな写真を撮ることができます。
絞り優先オート F5 1/25秒 ISO400 34mm
高倍率ズームレンズで気になるのは、やはり画質ではないでしょうか。
無理して設計している分、一般的なズームレンズより画質が劣るのではないか。
そんなご質問を良くいただきます。
この写真は絞りF5と開放付近での撮影です。
わずかに周辺光量落ちがあるように見えますが、気になるレベルではありません。
画質については、絞り開放近くでの撮影でありながら、立ち枯れの木の解像感はとてもよく、
開放から満足のいく画質となっています。
絞り優先オート F9 1/2700秒 ISO400 18mm
画質は満足できるものでしたが、逆光耐性はどうか、撮影してみました。
この時は太陽が昇りきり、かなり光線は強い状況でした。中心部分には気持ち目立つゴースト、
太陽あたりにもわずかなゴーストがありますが、
これだけ光線の強い太陽を画面の中に入れてこの結果なら十分だと感じます。
そして逆光でありながら、ヌケの良いクリアな描写力にも好感が持てます。
このレンズには逆光やフレアに強いBBAR-G2コーティングが施されており、
レンズ設計と合わせて、これだけの描写力を実現したもと思われます。
絞り優先オート F4 1/38秒 ISO2500 25mm
場所は変わって、和歌山県黒江の古民家。
ここでは、このレンズの接写能力を活かしつつ、背景のボケを出してみました。
円形絞りの採用により、背景にあるお猪口に当たっている光はキレイな円形のボケとなっており、
ボケの質もズームレンズとしては悪くありません。
接写に強いということは、ボケも大きく表現できるという事に繋がります。
シャッター速度優先オート 1/500秒 F6.3 ISO400 300mm
最後にオートフォーカスについて。
オートフォーカスの駆動にはリニアモーターフォーカス機構のVXDが採用されています。
このVXDによりモーター音も静かで、オートフォーカススピードも速く、快適に撮影することができます。
オートフォーカスが速いことで、上の写真のような動く被写体でも、何の問題もなく撮影することができました。
モーター音が静かですので、動画撮影にも最適だと思います。
まとめ
高倍率ズームというだけでなく、接写にも強いという事で、この1本を持っていれば色んなジャンルの撮影が可能となりました。
画質や手ブレ補正効果、AFスピード等も不満を感じることはなく、むしろ満足できるものでした。
最短0.18mで接写 28mmワイド端〈 α7R / ISO200 / SS1/250 / F2.8 〉
最大撮影倍率1:2.7と小さい被写体もかなり大きく写すことができます。
従来モデルの最大撮影倍率が1:2.9と元々ハイスペックでしたが、さらにマクロ性能がアップしています。
絞り値F11 28mmワイド端〈 α7R / ISO250 / SS1/100 / F11 〉
開放F2.8から全面で解像度が高く四隅まで綺麗に描写しています。
従来モデルより、明らかに解像感がアップしていて四隅の木々の細かな枝まで、くっきりと描写しています。
〈 α7R / ISO250 / SS1/1600 / F2.8 〉
太陽を直接フレーミングしても、気になるゴースト・フレアは出てこないので積極的に逆光の撮影ができます。
従来モデルから十分な逆光性能でしたが、さらに強化され新コーティング「BBAR-G2」になっています。
〈 α7R / ISO800 / SS1/640 / F2.8 〉
従来モデルも、フォーカススピードがそこそこ早く撮影に不自由なくピント合わせができていたのですが、
新モデルはさらに早くなっており明らかな違いを感じるほど格段にスピードアップしています。
ほぼ一瞬でピント合わせが出来るので、動物や電車・スポーツ撮影などの動きのある被写体も楽々、撮影できます。
最後に
もともと完成度の高い、従来モデルに伸びしろは無いと思っていましたが、
あらゆる点でアップグレードされており標準ズームレンズとして全く不満点のない素晴らしいレンズです。
特に描写性能とフォーカス性能が格段にアップしており、ズーム全域で写真の四隅まで高い解像度になっています。
AFスピードも前モデルから明らかに違いを感じるほど早くなっており、より快適に撮影ができるようになっています。
1/200 f5.6 ISO400
本日は新製品のタムロン28-200/2.8-5.6DiVRXDをご紹介いたします。
ソニーEマウントに対応したズーム比約10倍の標準レンズで、AF駆動にRXDシステムを搭載した新製品です。
で、このレンズですが仕様を確認すると‥なんとワイド端の開放F値がなんとf2.8!そして最短撮影距離がワイド端で19p!テレ端で80p!!マクロ好きの方にはすばらしいスペックとなっております。
外装も従来の高倍率ズームより鏡筒もスタイリッシュになりました。
これほどまでにパワーアップした「超標準ズーム」とも呼べるスーパーレンズの魅力をご紹介いたします。
まずは天橋立におられるイナゴさんで試写してみました(笑)。
昆虫の撮影に望遠マクロは大変便利でございます。
その機能が標準レンズに搭載されているのはうれしい限りですね!背景のぼけ味も落ち着いたイメージになっているので被写体がより引き立ちます。
緑のグラデーションも美しく、高倍率ズームの画像とは思えない描写力となっております。
1/2500 f2.8 ISO100 -1.0
続いてワイド端のマクロ撮影です。F2.8のスペックを最大限発揮できるのはやはり最短距離まで接近した時でしょう。
画面に奥行をつくりたいときに便利です。周辺の描写も秀逸です。石や木の質感もしっかりと感じとることができます。
ワイドマクロ撮影ができるレンズは多数存在しますが、標準レンズでここまで撮れることに魅力を感じますね!
1/80 f5 ISO100
画面周辺、明部、暗部、いずれも良好な描写です。
コントラストの強い場面ですがどの領域も大きくくずれることなく表現してくれています。
とっさの撮影が多いスナップ写真ではズームで画角の調整してシャッターを切ることが多いのでここまでの描写力を持っているとホントに助かります。
旅行にはベストチョイスのレンズと言えます。
手前の草場も線路のバラストもきちんと確認できます。ちなみに一部を拡大してみると(右)、
きちんと描写してくれています。
タムロン独自のRXDシステムが力を発揮してくれていますね。ピント精度はかなりハイレベルです。
全ズーム域で安定した性能を持っているので特にカメラを構えるスペースが狭い場所での撮影には重宝します。
鉄道撮影はこの1本で十分!?
まずは広角の作例です。ぼけ箇所のつぶれもなく、大きなフレアも見られません。
特に右下と左下の砂がぼけ味も含めてきちんと表現されている点は素晴らしいです。
この作例では逆光性能もチェックできますがヘンな破綻やハレーションもなく細部の描写もきれいに表現してくれています。
タムロン高倍率レンズ伝統の「71」ナンバー(モデルナンバーがA071。タムロンの初代28-200レンズのモデルナンバーは71D。)
を冠するこのレンズ、さまざまな場面に対応できる万能レンズです。
ぜひ1本お持ちいただくことをおすすめします!
このレンズはソニーミラーレス一眼Eマウント用で、もちろんフルサイズ機対応のモデルとなっています。
このレンズの登場により、すでに発売になっている28-75mm F2.8 Di III RXD (Model A036)、
17-28mm F2.8 Di III RXD (Model A046)と合わせて、超広角から望遠までF2.8通しで繋がる事となり、
これで大三元レンズとして揃うこととなります。
70-180mm F2.8 Di III VXD(Model A056)は使用頻度の高い望遠ズームレンズで、様々なシーンで活躍する1本です。
描写力がどれほどあるのかチェックしてみました。
写真左は開放のF2.8で撮影。写真右はF8で撮影したものです。
F2.8では若干周辺光量落ちが見られるものの、それほど気になるものではありません。
F8まで絞ると光量落ちは見られなくなります。写真のように青空が入る構図の場合は少し絞ると良いでしょう。
さて、気になる解像力ですが、この写真サイズではわかりにくいので、写真の中央部分を拡大したのが下の写真です
70mm側(左)と180mm側(右)での歪曲収差をテストしてみました。
70mm側ではわずか樽型収差が見られますが、かなり抑えられている印象です。
ズームレンズではこのような収差が見られるのは当然のことで、小型軽量レンズとしては秀逸だと思います。
逆光耐性についてのテストです。
撮影している場所は少し違いますが、同じような条件で70mm側(左)と180mm側(右)で撮影しています。
結論から言いますと、かなり逆光に強いです。
快晴のもと太陽もほぼ真上にある状況で、画面の中にガッツリ太陽を入れて撮影してこの結果です。
70mm側ではゴーストやフレアの発生はなく、ヌケの良い画質が得られました。
180mm側では太陽が大きく入るためか、少しゴーストとフレアが発生してシャープ感が失われていますが、
かなり厳しい条件でのテストにもかかわらず、素晴らしい逆光耐性を見せてくれました。
新しく開発されたBBAR-G2コーティングが大きく効いていると感じます。
このレンズの魅力の一つに近接能力が高いことではないでしょうか。
ズーム全域で最短撮影距離0.85mを実現しており、望遠ズームレンズとしてはかなり寄れます。
180mm側での最大撮影倍率は1:4.6で、花の撮影などにも十分使えるレベルです。
また開放F値2.8と合わせて、背景をキレイに大きくボカした表現もできます。
オートフォーカス性能について。
このレンズには、タムロン初のリニアモーターフォーカス機構(VXD)が搭載されました。
タムロン史上最高レベルの高速・高精度の実現しているとのことです。
確かにオートフォーカスはストレスを感じることのないスムーズさで、低振動で駆動音もしないので快適そのものです。
(拡大写真右)この写真を見て正直驚きました。ピント精度は抜群で、さらに驚いたのは解像感です。
飛行機雲の質感描写が素晴らしく、良く見ると飛行機もちゃんと写ってます。
オートフォーカス性能だけでなく、改めて描写力の高さを知らされました。
これだけの実力があれば、ソニーのα7シリーズのオートフォーカス性能を落とすことはないでしょう。
168mm F2.8で撮影 168mm F8で撮影
168mm F2.8で撮影分の拡大画像 168mm F8で撮影分の拡大画像
70-200mm/F2.8のレンズと言えば、キヤノンやニコンなどからも発売されている定番中の定番レンズで、
風景写真からポートレート、そして動く被写体など、さまざまな分野で活躍する1本です。
もちろんフルサイズ一眼レフ対応です。
前モデルよりかなり高級感が増しており、大三元レンズの名に恥じないつくりになっています。
三脚座はアルカスイス互換のクイックシューに対応しており、より便利になりました。
まずは、描写力のチェックから。
開放でF2.8でも、それなりの描写力をもっていますが、やはり少し絞ることでかなり解像感が高まりました。
F8で撮影した2枚目の写真はとてもシャープでコントラストも高く、満足できる画質を得ることができました。
絞り優先オート F8 154mmで撮影
こちらも琵琶湖での1枚。ズームレンズではつきものの歪曲収差ですが、この焦点距離では発生していません。
水平線がまっすぐに描写されています。
ワイド端、テレ端では細かい収差チェックを行っていません
絞り優先オート F4 200mmで撮影
朝陽と桜を絡めた1枚です。ここでご覧頂きたいのは、逆光耐性です。
この日は少し霞んでいて、光線が強烈という状況ではありませんでしたが、
日の出からかなり時間が経過して撮影しています。
それでいてゴーストは完全の抑えられており、フレアもごくわずかといった感じです。
これがeBANDコーティングと新しい光学設計の実力なんでしょう。
そしてもうひとつ。開放のF2.8から1段絞ったF4で撮影していますが、太陽の形はしっかり円形を保っています。
今では円形絞りは当たり前のようになってきましたが、このレンズにもちゃんと採用されています。
絞り優先オート F2.8 200mmで撮影
今回の進化点の中でも大きな魅力でもある最短撮影距離の短縮です。
前モデルから0.35m短縮され、0.95mとなり最大撮影倍率も1:6.1と、
花の撮影などでもかなり使えるようになりました。
F2.8のボケはやはりキレイです。後ボケだけでなく前ボケも大きくてキレイです。
そしてピント面もとてもシャープで花が浮いているかのような表現ができます。
シャッタースピード優先 SS1/800秒 200mmで撮影
山に囲まれた田園地帯を走る若桜鉄道。
この写真は、この1枚だけを撮ったのではなく、ずっと列車を追いかけながら撮影したうちの1枚です。
他の写真もすべてピントが来ていました。
今年の春に発売されたタムロンのレンズすべてに共通することですが、本当にオートフォーカスが速くて快適です。
私は日頃、キヤノンの純正レンズを使用していますが、超音波モーター(USD)による静かなAFとスピード、
精度にはストレスを感じることはありませんでした。
オートフォーカスも大きく進化していると実感しました。
このレンズは本当にコストパフォーマンスに優れたレンズです。
純正レンズにこだわる方も多いですが、自信を持ってオススメできる1本です。
いつものなら1つくらいは欠点を書くのですが、今回使用するなかでは欠点という欠点はありませんでした。
それくらい良いレンズです。皆さまには大口径レンズの魅力をぜひ味わっていただきたいと思います。
きっと写真が上手くなるはずです。
ワイド端、テレ端では細かい収差チェックを行っていませんが、撮影時にはまったく気になりませんでしたので、
歪曲収差はほとんどないと思って良さそうです。
150mm(240mm相当) 205mm(328mm相当) 600mm(960mm相当)
このレンズの魅力は何と言っても600mmという焦点距離! これはフルサイズ機での話で、
APS-Cサイズのカメラに装着すればキヤノンなら1.6倍、ニコンなら1.5倍の焦点距離相当の画角になります。
ちなみにキヤノンのAPS-Cサイズ機に装着すると、35mm換算で240mmから960mm相当。ニコンのAPS-Cサイズ機(DXフォーマット機)に装着すると、225mmから900mm相当になります。
フルサイズ対応レンズですので、もちろんフルサイズ機に装着するのも良いのですが、APS-Cサイズ機に装着することで、さらに超望遠レンズの世界を楽しむことができます。
今回はこのレンズをキヤノンEOS7D MarkUに装着して風景、鉄道などを撮影してきましたので、写真とともにこのレンズの魅力をご紹介していきたいと思います。
それでは、まずは150-600mmの画角比較から。
琵琶湖で撮影した朝陽の写真です。ズーム幅が広いのでバリエーション豊かな表現が可能です。
150mm側では従来の写真が撮れ、600mm側では超望遠ならではの大迫力の太陽を撮ることができました。
ここで画角以外に見ていただきたいのが、ゴーストやフレアがない事!太陽が少し雲に隠れているとは言え、かなり光線の強い状況です。
それでいてこの描写。タムロン自慢のeBANDコーティングの実力なんでしょう。
600mm(960mm相当)で撮影 600mm(960mm相当)で撮影
前モデルもUSD(超音波)モーターを採用をしておりオートフォーカスは十分速いと感じていたのですが、新しい150-600mm(A022)はさらに進化をしていました。
またオートフォーカスが速いということは、動いている被写体の追従性能も上がるということで、飛行機や鉄道、野鳥やスポーツなど色んなジャンルで活躍できると感じました。
高速でやって来て、高速で走り去って行く特急列車。ともにカメラの設定はAIサーボ(他社ではAF-C)にセット、被写体を追従するようにして連写で撮影しました。
ここでは、それぞれ1カットしか掲載しませんが、どの写真もピントはバッチリでした。動きものにもしっかり喰いつくAF性能、そして瞬時に合焦するAFスピードは文句なしに使えます。
428mm(684mm相当) 1/25秒 ISO1600で撮影
手ブレ補正について。
最大手ブレ補正効果は約4.5段(VCモード3使用時)と超望遠レンズを使用する方にとっては、手ブレ補正の強化は嬉しい限りです。
前モデルの手ブレ補正効果は公表されていないものの、約1段程度はアップしているような感じです。
どれくらい効果があるのか、これも鉄道を被写体にして撮影してみました。
フィルム時代のまだ手ブレ補正機能がなかった頃は、手ブレしない安全なシャッタースピードは1/焦点距離と言われてました。
その法則からするとこの写真は1/684秒以上のシャッタースピードが必要という訳です。
しかし、どうでしょうか。1/25秒というかなり危険な領域での撮影ですが、まったくブレませんでした。
もちろん手持ち撮影です。4.5段分の補正効果は本当でした(笑)
250mm(400mm相当) ISO200 F11 1/400秒で撮影
画質について。
デジタル一眼は日々進化を続けており、その性能を引き出すためにはレンズの光学性能も重要になってきました。
前モデルの画質が悪かったとは思わないのですが、その後シグマが同じ焦点距離のレンズを発売したこともあって、
タムロンも光学設計を改良してさらに良いレンズにして発売してきました。
琵琶湖の対岸に見えた伊吹山を撮影しました。
直線距離で何十キロと離れている山で、少し霞みのかかった状況ですが、山の稜線まできっちりと描写されています。
600mm(960mm相当) ISO800 F10 1/500秒で撮影
これぞ超望遠レンズで撮りました!という写真です。望遠レンズならではの圧縮効果により、おもしろい写真に仕上がりました。
1枚の写真に3本の列車を入れることができるのは、600mmレンズのおかげです。
最後にまとめとしまして、タムロンのカタログやホームページでうたっているように、オートフォーカス性能と手ブレ補正機能には大きな進化を感じました。
オートフォーカスについては、上でも書きましたように純正レンズを使用しているかのような感覚で撮影できました。
ニコンにはAF-S200-500/5.6E VRという同じような焦点距離のレンズがありますが、
キヤノンからは発売されていませんので、キヤノンユーザーの方には嬉しい一本だと思います。
今回ご紹介いたしますレンズは、
タムロンSP90mm F2.8 Di MACRO 1:1 VC USD(Model F004)でございます。
梅雨らしく、紫陽花を撮影してまいりました。
Model F004は2012年発売の現行モデルで先代モデル272Eとの大まかな違いは…
・解像力アップ
・手振れ補正内蔵
・ピント合わせでレンズが繰り出さない方式(インナーフォーカス)
・AF時もMFでピント合わせできるようになった(フルタイムマニュアルフォーカス)
・AF時の撮影距離スイッチの切り替え方式変更(LIMIT/FULLの二段階→距離に応じた三段階へ)
です。
ボディは6Dを使用。
流石の写りです。
先代までは全体的にソフトでやさしい感じでしたが
今回、シャープで引き締まった、現代的な写りになりました。
濃厚な色乗りはしっかり受け継いでおります。
解像力が上がった分、前よりボケは硬くなった印象ですね
以前はボディ内手ブレ補正のあるソニー、ペンタックス用が人気でしたが、
新たにレンズに内蔵されたおかげで、他の機種でも
手持ちが格段に扱いやすく、使い心地が良くなりました。
ここからさらに、寄りますと
紫陽花の額がお花畑みたいになります。
こういった発見は、マクロレンズの醍醐味ですね!
今回、AF距離選択が∞〜50 30〜50、FULLと三段階調整になった上に
AFが多少迷ってもリアルタイムマニュアルフォーカスで微調整できるので、
ストレスなく撮影できました。
あまりに有名な定番レンズなので恐縮ですが
使い心地抜群、万能中望遠マクロ
TAMRON SP90mm F2.8 Di MACRO 1:1 VC USD(Model F004)
18mmで撮影 400mmで撮影
カメラ担当の池田です。
今回は、2017年7月の発売以来好評をいただいております、
タムロンの新製品18-400mm/3.5-6.3Di II VC HLD (Model B028)の使用レビューをお届けしたいと思います。
このレンズの魅力はやはり18-400mmという驚異の22.2倍ズーム。
このレンズ1本あれば、ほとんどの被写体が撮影できるのではないかと思ってしまいます。
タムロンからは16-300mmというレンズが発売されていますが、それを大きく上回るズーム倍率となって登場してきました。
このレンズはAPS-Cサイズセンサー専用のレンズですので、
例えば、キヤノンのEOSシリーズに装着すると、28.8mmから640mm相当になります。
640mmと言えば超望遠レンズの世界。
この超望遠の世界が、わずか710g(ニコン用は705g)という軽量で体験することができるのは、本当に凄いと思います。
遠くに飛行機がかろうじて見えます。ここから400mmにすると・・・
あんなに小さかった飛行機がこんなに大きく撮影できます。
このズーム倍率は驚異であると同時に、とても便利だと感じます。
400mm F8 1/1250秒 ISO400で撮影 400mm F7.1 1/500秒 ISO800で撮影
400mm側で撮影した2枚です。やはり飛行機撮影には望遠レンズが必須ですね。
少し気にしていたオートフォーカス性能も十分使えるレベルでした。
タムロン独自開発のHLDモーターの良さでしょうか、速いオートフォーカスを実現し、
さらにはAF駆動時も静かで、純正レンズを使用している感覚でした。
ここで、少し不満点をあげると、手ブレ補正効果がもう少しあって欲しかったと感じました。
このレンズの手ブレ補正効果は2.5段補正と、最近のレンズの中ではやや低め。
広角から中望遠域ではまったく問題ないのですが、400mm側ではシャッター速度が少し遅くなると
ブレしまうことが多々ありました。私の腕のせいかもしれませんが・・・。
コンパクト設計にこだわったレンズですので、そこは少し我慢しましょう。
シャッタースピードを速くすればブレも軽減できますしね。
18mm F11 1/500秒 ISO800で撮影 18mm F20 1/500秒 ISO800で撮影
(左)広角側で撮影した1枚です。やはり高倍率は便利ですね。
400mmで着陸に向かってくる飛行機を撮影してから、広角側にしてこのような写真を撮ることができるのは、
高倍率ズームにしかできません。
夕暮れの飛行機撮影は一瞬一瞬が勝負。
この飛行機は望遠で、その次の飛行機はレンズを変えて広角で撮影なんてこと、なかなかできません。
しかしこのレンズがあれば、1機の飛行機で色んなバリエーションの撮影が可能になります。
(右)これも18mm側で撮影した1枚です。雲の隙間から見えていた太陽を入れて、逆光で撮影しました。
ここでご覧いただきたいのは、太陽の近くに写っているゴースト。
そのゴーストやフレアを軽減するタムロン独自のBBARコーティングが施されているものの、
結構目立つゴーストが発生してしまいました。
しかし雲の隙間とはいえ、かなりキツイ太陽の光でしたので、これくらいは仕方ないのかもしれません。
逆にフレアはなく、抜けの良い描写になっているのではないかと感じます。
246mm F8 1/500秒 ISO400で撮影 400mm F6.3 1/500秒 ISO400で撮影
(左)ズーム中間域での1枚です。運転席上部に書かれている編成の番号W32まではっきりと描写されています。
また、高速でやってくる特急列車ですが、飛行機同様にしっかりピント追従してくれました。
やはりオートフォーカスは優秀です。
(右)400mmの開放F値で撮影した1枚です。超望遠400mmならではの圧縮効果。おもしろい写真が撮れます。
ここで少し画質について触れておきます。
色々撮影して感じたのは、広角側からズーム中間域での画質は、高倍率ズームレンズということを考えると
申し分ない描写力だと思います。
しかし400mm側の開放F値で撮影した場合、若干眠たい画像になる傾向があるように感じました。
少し絞れば改善される感じですので、大きな問題ではないのかもしれませんが、少し気になりました。
でもスマホで見たり、2Lサイズぐらいでプリントするくらいなら、まったく気にならないと思います。
400mm F6.3 1/80秒 ISO800で撮影
このレンズの仕様を見た時に、最短撮影距離が45cmと短いことに少し驚きました。
ズーム全域でこの最短撮影距離ですので、最大撮影倍率は1:2.9とマクロレンズ並みの接写が可能です。
そこで夏の名残、セミの抜け殻を撮影してみました。
最短撮影距離まで近づくとセミの抜け殻が大きく写り過ぎてしまうので、少し離れて撮影してこの大きさです。
そして、鉄道のところでも書きかましたが、ボケ味が本当にキレイです。
ボケ味に定評のあるタムロンの90mmマクロのボケを見ているかのようです。
この撮影倍率とボケ味であれば、花の撮影に使ってみたくなります。
ISO100 ・ SS 1/640 ・ F5.6
こんにちは、カメラ担当 吉冨です。
今回、ご紹介しますのは2015年9月29日にタムロンから発売された
新レンズSP 35mm F/1.8 Di VC USD (Model F012)です。
簡単にスペックの紹介です・・・
☆ 独自開発の手ブレ補正機構(約3段分)搭載
☆ クラス最高の近接撮影0.2m(最大撮影倍率1/2.5)で広角マクロレンズとしても使用できます
☆ LDレンズ1枚と、XLDレンズ1枚で大口径レンズに発生しやすい色収差を良好に補正
☆ 9枚羽根による円形絞りを採用
などが上げられます。
今回、このレンズと共に桜満開の万博記念公園に撮影に行って来ました。
ISO100 ・ SS 1/4000 ・ F1.8
大口径レンズの絞り開放で、青空の撮影と周辺光量落ちが出やすいシチュエ―ションにも関わらず、
光量落ちは見られませんでした。
ISO100 ・ SS 1/3200 ・ F1.8 最短付近での撮影
近接撮影能力も高く、広角マクロ風な写真も撮ることが出来ます。
続いて逆光テストです。
ゴースト、フレアを出してやろうと頑張りました(笑)
なんですが、全然出て来ませんでした・・・
「eBANDコ―ティング&BBARコ―ティング」採用で従来のコ―ティングより
格段に反射防止性能がアップしています。
ISO125・ SS 1/1000 ・ F2
今回、使用してみて感じたことは、なめらかなレンズと印象を受けました。
デザインから、なめらかで手触りが良く、自然と手にフィットする感覚です。
外観のデザインだけでなく、ボケ味も素晴らしく、なめらかで柔らかい印象の写りで
最短撮影距離も短いことからポートレートや花など様々な被写体に柔軟に対応できる
レンズではないでしょうか。
今回、ご紹介の「タムロン SP 35mm F/1.8 Di VC USD (Model F012)」には、
焦点距離の違う「タムロン SP 45mm F/1.8 Di VC USD (Model F013)」がラインアップされています。
この二本のレンズは、焦点距離の違いだけでなくレンズの描写特性も違いますので、
それぞれの作例を見比べて頂いて被写体、撮影場所にあったレンズを選んでみては、いかがでしょうか。