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シャッター優先オート 1/500秒 F6.3 ISO4000 AF-C 3D-トラッキング
大雪の中、ホームに入線する列車。
スピードはそれほど速くありませんが、大雪の中でもしっかりと列車を捉えてくれました。
AFモードはAF-Cで測距エリアはZシリーズ初搭載の3D-トラッキングです。
大雪の場合、オートフォーカスで撮影すると、手前の雪にピントがあってしまい被写体のピントが甘くなる場合も多々あります。
特に望遠レンズで撮影した場合は手前の雪にピントが行ってしまいやすいようです。
しかし、中望遠から標準域または被写体との距離が近い場合には、新しく搭載された被写体検出機能がしっかり働き、
失敗なく撮影できるように感じました。
シャッター優先オート 1/500秒 F6.3 ISO1600 AF-C 3D-トラッキング
雪煙を巻き上げて高速で通過する特急列車を後追いで撮影。
設定はAF-C、3D-トラッキングです。
雪煙でこれだけ霧のかかったような視界の悪い状況でも、オートフォーカスには狂いはありませんでした。
この写真を見た時に、少々驚きました。
シャッター優先オート 1/4秒 F6.3 ISO3600 AF-S シングルポイントAF
被写体までの距離が遠かったので、カメラメニューでクロップし、望遠効果を得ています。
もともとの画素数が4571万画素ありますので、DXに変更しても約1900万画素。大きなプリントにも耐えられる画質となっています。
残像感のないリアルライブビューファインダーのおかげで、1/4秒という超低速シャッターでも流し撮りを成功させる事ができました。
ミラーレス一眼で動きものを撮影する場合、ファインダーは本当に大切です。
シャッター優先オート 1/30秒 F6.3 ISO25600 AF-C 3D-トラッキング
闇夜を駆け抜ける寝台列車。
かなり暗いシーンでしたが、高感度性能にも助けられ、何とか写真として残すことができました。
AF-Cの3D-トラッキングで撮影しようとするも、コントラストAFに切り替わり、AFスピードが遅くなり、
どうしようか悩んでる間に列車のライトが見えてきました。
そのままの設定で連写で撮影しましたが、意外と成功写真が多かったです。
装着するレンズにもよると思いますが、夜など暗いシーンでの流し撮りは置きピンの方が間違いと思います。
Z9と言えど、さすがに限界はありますので……。
シャッター優先オート 1/1000秒 F6.3 ISO720 AF-S シングルポイントAF
少し雰囲気を変えて「ゆる鉄」風に撮影してみました。
河川敷で逆光に輝く葉っぱを前ボケにして、左上のスペースに列車を入れるフレーミングで撮影してみました。
近くに踏み切りはなく、列車がいつ来るかわからない状況でしたが、ファインダーを覗いて神経を集中して待ちました。
そして列車が現れた瞬間に連写でシャッターを切り、列車の位置がベストポジションのものを選びました。
秒間20コマの連写性能だと、このようなわずかな空間でも数カット得ることができるのでありがたいです。
そして、シャッターを切った瞬間にタイムラグなく反応してくれるのはフラッグシップ機ならではです。
まとめ
ニコンの「本気」を感じさせてくれる1台でした。
特にオートフォーカス性能とファインダーは素晴らしく、AF性能はZ7II やZ6II よりワンランク、いやツーランクぐらい上の性能だと感じました。
とにかく追尾性能が抜群で、動く被写体を撮影する上で安心して使えました。
今回は被写体認識としては鉄道のみでしたが、次は他の被写体でも試してみたいです。
ファインダーは私の中でとても重要と感じていて、Zシリーズに共通して言えることはファインダーが大きくて見やすいのが魅力だということ。
その中でも特にZ9は残像感のない新しいファインダーになっていて、連写時でもストレスを感じることなく撮影できます。
カタログ上の数値だけに惑わされないよう注意が必要です。
他にも魅力たっぷりのカメラですが、1つ言えることは「Z9は動く被写体を強く意識したカメラ」であることです。
もちろん風景やポートレートも撮れますが、動きものに弱いというミラーレス一眼の欠点を完全に克服したと言っても過言ではないでしょう。
Z5+Z24-50mm F4-6.3 シャッター優先 1/8秒 F8 ISO400 50mm
「Z5」はフルサイズのミラーレス一眼で、2018年秋に発売された「Z7」「Z6」に次ぐ機種であり、 位置付けとしては「Z6」の廉価版と言った感じです。
「Z7」は4570万画素の高画質モデル、「Z6」は2450万画素の画素数と機能のバランスが良い高パフォーマンスモデル、そして「Z5」は2430万画素のコスパが良いスタンダードモデルとなっています。
まず「Z5」を手にした私が向かったのは、兵庫県北部の但馬地方。冬はスキー客で賑わう所です。このあたりは自然豊かで、山あり滝あり渓流ありと多くの被写体あります。
撮影現場へ到着すると、暴風が吹き荒れる最悪の状況。それもそのはず、朝鮮半島あたりには、台風9号がいましたので、その影響だったのでしょう。
それなら、この風を写真で表現してみようと思い、手持ちで1/8秒という低速シャッターで撮影してみました。
Z5+Z24-200mm F4-6.3 絞り優先 F16 0.7秒 ISO100 34mm
続いても滝です。この写真も三脚使用で、大きな岩の上にのぼって撮影しています。
この写真を撮影したのは、「Z 24-200mm F4-6.3 VR」という人気の高倍率ズームレンズ。
このレンズは高倍率のわりにコンパクトですので、「Z5」との組み合わせは抜群です。
Z5+Z24-200mm F4-6.3 絞り優先 F11 1/20秒 ISO400 101mm
日本棚田百選に選定されている「うへ山」の棚田です。
束ねられた稲とその周りの風景が目に留まり、手持ちで撮影したものです。
この時も小雨が降る状況で少し暗かったのですが、三脚は使用せず歩きながらスナップ感覚で撮影しました。
手ブレ補正機能も内蔵されていますので、少々のスローシャッターならしっかり止まってくれます。
この写真もシャッタースピードは1/20秒と、手ブレ補正がなければ危険な領域ですが、問題なく撮影することができました。
Z5+Z24-200mm F4-6.3 シャッター優先 1/1000秒 F6.3 ISO4500 200mm
動く被写体に対してはどうか。
山間部を走る鉄道を撮影してみました。
カメラの設定は、AFモードはAF-C(コンティニュアスAF)、AFエリアはワイドエリア、ドライブモードは高速連写にセットしています。
列車がトンネルから出てくるところから連写で撮影を開始し、列車がフレームアウトする直前までシャッターを押し続けました。
オートフォーカスの追尾性能は申し分なく、最初のカットから最後のカットまで、すべての写真にピントが合っていました。
欲を言えば、もう少しだけ連写性能が速かったら言う事なしです。
Z5+Z24-200mm F4-6.3 絞り優先 F6.3 1/125秒 ISO125 120mm
奈良公園の鹿です。
ここで試したかったのは動物AFです。
今や、人間の瞳AFは搭載していて当たり前になってきていますが、
最近ではさらに進化して動物を認識してピントを合わせてくれる時代になってきました。
「Z5」も動物AFが搭載されていて、カタログ等を見ると犬や猫を認識するようです。
絞り優先オート F8 1/160秒 ISO100
ニコンD780は2014年9月に発売されたD750の後継機種として、2020年1月24日に発売されました。
D750の発売からもう5年以上の月日が経っていたんですね。
現在の位置づけとしましては、D850の弟のような存在で、フルサイズ一眼レフの中級機ということになります。
ミラーレス一眼が普及し、一眼レフのシェアが下がる中、機能を大幅に進化させて市場に投入してきました。
今回はそんなD780の魅力をご紹介したいと思います。
作例はすべてD780にAF-S24-70/2.8E ED VRを装着して撮影したものです。
フルサイズ一眼とうことで、やはり風景写真が撮りたくなります。
上の写真は霧の中撮影した長野県北八ヶ岳の坪庭で撮影した写真です。
本当ならば快晴のもと、白と青空のコントラストを撮りたかったのですが、当日は生憎の天気でした。
せっかくなのでライブビューで撮影しようと思ったのですが、霧と周りの雪の影響で液晶が見にくくファインダーで撮影しました。
個人的には久しぶりの光学ファインダーでの撮影で、最初は戸惑いもありましたが、撮影しているうちに昔の勘を取り戻し、
レンズを通して入ってくる光を見れる光学ファインダーは見やすくて良いもんだと感じました。
絞り優先オート F4.5 1/800秒 ISO400
ちん電をモノクロで撮影。レトロな駅舎にはモノクロが似合います。
これもライブビューで撮影しています。
撮影前にピクチャーコントロールでモノクロ設定にして、このシーンにはどのイメージの色合いが似合うのか微調整して撮影しています。
RAW記録をしておけば、あとでカメラ内RAW現像やパソコンを使用してのRAW現像もできますが、
撮影する時にできる限り仕上がりのイメージを持って撮影しておきたいですね。
絞り優先オート F8 1/160秒 ISO3200
ISO3200での撮影。
映像エンジンが2世代新しいものになったことで、高感度性能は抜群に良くなっています。
ISO3200で撮影した写真ではノイズはほとんど感じられません。
さすが、最新の映像エンジン。ISO3200は何の躊躇いもなく使用できる感度です。
絞り優先オート F16 1/60秒 ISO400
逆光でちん電を撮影。
使用したレンズが逆光に強いナノクリスタルコーティングという事もあり、発生したゴーストはわずかです。
ナノクリレンズが使用できるのも、ニコンの魅力の1つかも知れません。
そしてもう1つ注目いただきたいのが、逆光状態の中、大幅な露出補正をしていないにもかかわらず、
電車が暗くなることなくしっかりと描写されています。
これは新しく搭載された180KピクセルRGBセンサーによるものが大きいのか、シーン認識性能が上がり、
それに加えアクティブDライティングが効いて階調豊かな描写を得ることが出来ました。
絞り優先オート F4.5 1/400秒 ISO400
ホワイトバランスとピクチャーコントロール(仕上がり設定)を調整して、
某有名鉄道写真家さんのように「ゆる鉄」風に撮ってみました。
写真は、急に現れた猫。光学ファインダーのおかげで、起動時間のタイムラグを気にせず撮影することができました。
光学ファインダーは電源を切ってもファインダーを覗くことができますが、ミラーレス一眼は真っ暗になってしまいます。
突然現れた絶好のシーンを撮影する場合、対応しやすいのは一眼レフなのかもしれませんね。
D780は世間で一眼レフとミラーレス一眼の良さを合わせ持つハイブリッド一眼と言われているように、
ライブビュー時のAFスピードが大幅な向上し、撮影が快適になったのは大きな事だと思います。
ミラーレス一眼もどんどん進化し、動く被写体に弱いという弱点を克服してきた機種もありますが、
それでも光学ファインダーには勝てないところはあります。
先日訪れた兵庫県新温泉町にある猿壺の滝です。
撮影データ・・・絞り優先AE f16 -0.7EV PC:スタンダード WB:太陽光
こんにちは。 カメラ担当 池田です。
今回はニコンD810を使用して撮影してきましたので、そのレビューを書いてみたいと思います。
まずは、簡単にスペック紹介・・・
@3635万画素FX(フルサイズ)フォーマットCMOSセンサー。
A最新画像処理エンジンEXPEED4搭載。
Bローパスフィルターレス仕様。
Cベース感度ISO64を達成した新撮像素子。常用ISO64〜12800。
D進化したピクチャーコントロールシステム(仕上がり設定)。
Eその他、51点測距、ハイライト重点測光、シャッター耐久20万回などなど。
今回、私が使用するにあたって注目した点は、@〜Bの画質に関する部分とCの感度性能。
それでは、撮影画像とともに紹介していきますね。
まずは画質!このカメラD810の最大の売りはなんと言っても画質ですよね〜。
3630万画素のローパスフィルターレス仕様の実力はいかに!
ちなみにレンズはAF-S24-120/4G VRです。
次は高感度撮影の比較写真です。
大阪駅の夜景(手持ち撮影)です。
比較しやすいよう拡大します。
まずはISO1600。
全然大丈夫ですね。
次はISO6400。
ちょっとノイズが目立ち始めましたが常用で使えるレベルです。
最後は感度拡張してISO25600相当。
さすがにキツイですね。
個人的にはISO6400までは普通にガンガン使えると感じました。
今回、D810を使用して感じたことは・・・
風景写真撮るならやっぱりフルサイズ!ということですね。←洗脳されやすい(笑)
重たいですが、ナノクリスタルレンズとの組み合わせは無敵でしょう!
D810のキットレンズはナノクリスタルレンズではありませんので、
画質にこだわるならボディとナノクリスタルレンズを別々で買うことをオススメいたします。
ISO3200 ISO3200部分拡大
ISO6400部分拡大 ISO12800部分拡大
こんにちは、カメラ担当の池田です。
今回はニコンの新製品D7500の使用レビューをお届けしたい思います。
スペックの中で気になるところと言えば画素数ではないでしょうか。
D7200の2416万画素あったのですが、D7500は2088万画素と減ってしまいました。
しかし、2088万画素あれば画質としては十分で、逆にこの画素数にしたことで、
連続撮影可能枚数や高感度などプラスになることが多いように思います。
そして、測距点の数は51点とD7200と同じ数です。
しかし、180KピクセルRGBセンサーによりAF精度はアップしているようです。
高感度撮影
今回はISO3200から撮影を始め、1段づつ感度を上げていきました。
結果的には、やはりISO3200ではノイズも少なくキレイな描写が得られます。
ISO6400になると少し気になり始めますが、常用と言えるでしょう。
そしてISO12800の画像。ここで急にノイズが目立ち始めました。
シャープさもなくなり、かなり眠たい画像になってしまいました。
これ以上、感度を上げても厳しいと思い、高感度テストはここで終了しました。
続きましては、これまた進化したオートフォーカス性能と連写性能のテストです。
カメラの設定は、AFモードは「AF-C」、ドライブモードは「CH(高速連写)」、
測距点はあえて「51点自動選択」にセットしています。
被写体は私の大好きな鉄道。
撮影場所は北陸本線の新疋田駅で、通過する特急列車を狙いました。
ここまで9枚の連続撮影をしてますが、すべての写真にバッチリ、ピントがきています。
画像を拡大して確認してもピントが甘い写真は1枚もありませんでした。
測距点を自動選択にしたにもかかわらず、このオートフォーカス精度。
D7500のオートフォーカス性能はかなり信頼できます。
このオートフォーカス性能と連写性能は、鉄道だけでなく、飛行機や野鳥の分野でも活躍するでしょう。
通過する列車を後追いで撮影してみました。
列車の後追い撮影では、ピントをはずしたり、迷ったりすることも多いのですが、完璧に捉えてくれました。
オートフォーカスの精度だけでなく、スピードも申し分なしです。
上の写真は大阪ステーションシティで撮影したものです。
D7200より少し画素数は減ったものの、素晴らしい解像感で、屋根の細部まで見事に描写されています。
しかもこの画像はISO1600という少し感度を高くして撮影しているにもかかわらずこの画質です。
新しい映像エンジン「EPEED5」とローパスフィルターレスというのが効いているのでしょう。
カメラは画素数だけでなく、バランスが大事だと感じました。
雨の夜、見慣れた風景が一変します。雨に濡れた地面には街の光が写り込みとても幻想的になります。
ここでは、ひとつの水たまりに注目して、雨でできる波紋を狙いました。
その為には少し早いシャッタースピードが必要になりますので、ISO感度は6400まで上げて撮影しています
最初の高感度テストの写真では、ノイズが気になりましたが、この場面ではまったく気になりませんでした。
また、D7500は防塵防滴ということで、雨の中でも安心して撮影できました。
D7500を使ってみての感想ですが、撮影者の欲求を満たしてくれる中級機でありながら、重量が720gと軽量で
さらにタッチパネルのチルト式液晶になったことで、機動力が抜群に良くなりました。
軽量化を図りながらもチープ感はまったくなく、グリップは持ちやすいように改良され、
防塵防滴構造、シャッター耐久回数15万回と、安心感・安定感のあるボディに仕上がっています。
また、シャッターを押した感触もD7200より心地良く感じられ、連写時でも安定した撮影ができました。