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絞り優先オート F8 1/160秒 ISO100
ニコンD780は2014年9月に発売されたD750の後継機種として、2020年1月24日に発売されました。
D750の発売からもう5年以上の月日が経っていたんですね。
現在の位置づけとしましては、D850の弟のような存在で、フルサイズ一眼レフの中級機ということになります。
ミラーレス一眼が普及し、一眼レフのシェアが下がる中、機能を大幅に進化させて市場に投入してきました。
今回はそんなD780の魅力をご紹介したいと思います。
作例はすべてD780にAF-S24-70/2.8E ED VRを装着して撮影したものです。
フルサイズ一眼とうことで、やはり風景写真が撮りたくなります。
上の写真は霧の中撮影した長野県北八ヶ岳の坪庭で撮影した写真です。
本当ならば快晴のもと、白と青空のコントラストを撮りたかったのですが、当日は生憎の天気でした。
せっかくなのでライブビューで撮影しようと思ったのですが、霧と周りの雪の影響で液晶が見にくくファインダーで撮影しました。
個人的には久しぶりの光学ファインダーでの撮影で、最初は戸惑いもありましたが、撮影しているうちに昔の勘を取り戻し、
レンズを通して入ってくる光を見れる光学ファインダーは見やすくて良いもんだと感じました。
絞り優先オート F4.5 1/800秒 ISO400
ちん電をモノクロで撮影。レトロな駅舎にはモノクロが似合います。
これもライブビューで撮影しています。
撮影前にピクチャーコントロールでモノクロ設定にして、このシーンにはどのイメージの色合いが似合うのか微調整して撮影しています。
RAW記録をしておけば、あとでカメラ内RAW現像やパソコンを使用してのRAW現像もできますが、
撮影する時にできる限り仕上がりのイメージを持って撮影しておきたいですね。
絞り優先オート F8 1/160秒 ISO3200
ISO3200での撮影。
映像エンジンが2世代新しいものになったことで、高感度性能は抜群に良くなっています。
ISO3200で撮影した写真ではノイズはほとんど感じられません。
さすが、最新の映像エンジン。ISO3200は何の躊躇いもなく使用できる感度です。
絞り優先オート F16 1/60秒 ISO400
逆光でちん電を撮影。
使用したレンズが逆光に強いナノクリスタルコーティングという事もあり、発生したゴーストはわずかです。
ナノクリレンズが使用できるのも、ニコンの魅力の1つかも知れません。
そしてもう1つ注目いただきたいのが、逆光状態の中、大幅な露出補正をしていないにもかかわらず、
電車が暗くなることなくしっかりと描写されています。
これは新しく搭載された180KピクセルRGBセンサーによるものが大きいのか、シーン認識性能が上がり、
それに加えアクティブDライティングが効いて階調豊かな描写を得ることが出来ました。
絞り優先オート F4.5 1/400秒 ISO400
ホワイトバランスとピクチャーコントロール(仕上がり設定)を調整して、
某有名鉄道写真家さんのように「ゆる鉄」風に撮ってみました。
写真は、急に現れた猫。光学ファインダーのおかげで、起動時間のタイムラグを気にせず撮影することができました。
光学ファインダーは電源を切ってもファインダーを覗くことができますが、ミラーレス一眼は真っ暗になってしまいます。
突然現れた絶好のシーンを撮影する場合、対応しやすいのは一眼レフなのかもしれませんね。
D780は世間で一眼レフとミラーレス一眼の良さを合わせ持つハイブリッド一眼と言われているように、
ライブビュー時のAFスピードが大幅な向上し、撮影が快適になったのは大きな事だと思います。
ミラーレス一眼もどんどん進化し、動く被写体に弱いという弱点を克服してきた機種もありますが、
それでも光学ファインダーには勝てないところはあります。
絞り優先オート F8 1/40秒 ISO400 手持ち撮影
こんにちは。カメラ担当の池田です。
このLUMIX S1Rが発売されたことで、いよいよミラーレス一眼もフルサイズの時代へ突入かと思わせてくれました。
S1Rの最大の魅力と言っても過言ではないのがファインダーです。
約576万ドットと数字で書かれていても良くわからないと思いますが、
肉眼に近い見え方が約600万画素と言われていますので、
それを考えると576万ドットというのは一眼レフの光学ファインダーを覗いているのと同じような感覚なのです。
大きなブナの木を見上げて手持ちで撮影しています。
シャッタースピードは1/40秒と少し遅めでしたが、
ボディ内手ブレ補正機構とレンズ内補正機構が連動して補正してくれる「Dual I.S 2」のおかげで手ブレすることなく撮影できました。
この写真の中央部分を拡大してみます。
手ブレしていないのがおわかり頂けると思います。葉脈までしっかりと描写されています。
今回使用しました「LUMIX S 24-105mm F4 MACRO O.I.S」との組み合わせでは、約6段の手ブレ補正効果が得られます。
高画素になればなるほどブレには注意が必要ですが、この写真を見る限りでは1/40秒前後の手持ち撮影なら余裕を感じます。
この写真は中央部分の拡大ですが、画像周辺の描写も文句なしの解像度で、レンズの描写性能の良さも感じます。
絞り優先オート F11 1/20秒 ISO100 三脚使用
新緑の森が映り込む池。
このような風景写真ではS1Rの実力が発揮されます。
対岸の木々の葉っぱまでキレイの描写されています。
今回は使用しませんでしたが、S1Rには「ハイレゾモード」というピクセルを
少しづつ動かしながら8回連続撮影し、カメラ内で合成する機能があります。
そのハイレゾモードを使用することで得られる画素数は、なんと1億8700万画素相当にもなります。
一度は試してみたい機能です。
シャッタースピード優先 1/1000秒 F16 ISO800 手持ち撮影
動いている被写体に対してのオートフォーカスはどうか。
飛行機を被写体に選び、AFモードをAF-Cにセットして撮影してみました。
結果は、向かってくる飛行機はもちろんのこと、写真のような後追い撮影でもまったく問題なく撮影できました。
このほかにも撮影しましたが、ピントをはずしている写真はごくわずかで、追尾性能も優秀でした。
シャッタースピード優先 1/500秒 F4 ISO6400 手持ち撮影
日没後の空港。この写真も後追いで狙いました。
S1Rのオートフォーカスは-6EVという低照度でもオートフォーカスが可能です。
西の空にはまだ少し赤味が残る時間帯ですが、撮影現場はかなり暗い状況でした。
しかし、-6EVまでのオートフォーカスが可能なS1Rには、この程度の明るさなら迷うことなくしっかりAF追従してくれました。
※-6EVは、ISO100換算、F1.4、AFS時の性能です。
そして高感度性能についてですが、ISO100からISO25600までが常用で、感度拡張でISO50、ISO51200にすることも可能です。
ISO12800で撮影 ISO12800の拡大画像
ISO25600の拡大画像 ISO40000の拡大画像
さて今回は、2017年8月に発売されましたキヤノンEOS6D MarkIIの使用レビューをお届けしたいと思います。
前モデルのEOS6Dは軽量フルサイズ一眼レフとして2012年12月発売され脚光を浴びました。
EOS6D MarkUはその後継機種として、約5年の時を経て登場してきました。
高感度テスト
ISO12800は常用として使用してもまったく問題のないレベルで、
ISO25600でもノイズが少し目立つようになるものの十分使えると感じました。
そして何より驚いたのがISO40000での画質。
普通、ISO感度の上限ではかなりのノイズ量で、画質に大きな影響を与えていたのですが、
このカメラは上限ISO感度でも緊急時には十分使えるレベルの画質までもってきています。
1/640秒 F11 ISO800で撮影
雪の積もった斜面をソリで遊ぶ子供を狙いました。
カメラの設定は、オートフォーカスモードはAIサーボ、測距点はゾーン(中央部)、
ここでは1枚の写真しか掲載しませんが、前後の写真すべてにピントは合っており、
速くなった連写性能のおかげで、表情の違うバリエーション豊かな写真を撮影することができました。
オートフォーカス性能はかなり信頼のできるものに進化を遂げていました。
1/1000秒 F7.1 ISO400で撮影
同じく鉄道を狙った1枚。しかし、この写真の撮影時の設定はオートフォーカスモードはワンショット、
測距点は1点、ドライブモードは高速連写にして、あらかじめピントを合わせておく「置きピン」で撮影しています。
なぜ、動いている被写体なのにAIサーボにしなかったのか。それにはちゃんとした理由があります。
EOS6D MarkIIは45点測距と測距点の数だけを見ればとても進化したと感じるのですが、
残念なことに、測距点が中心部に集中しているのです。
上の写真の場合、機関車の正面にピントを合わせたいのですが、その位置には測距点がないのです。
それで仕方なく、置きピンで撮影した訳です。
ただこれもファインダーで撮影する場合の話で、ライブビューなら撮像画面内の約80%のエリアで
オートフォーカスが可能ですので、動きものではなく、普通に撮影するならまず問題はないでしょう。
1/200秒 F8 ISO100で撮影 1/320秒 F8 ISO100で撮影
フルサイズ機で撮影したい被写体のひとつとして、やはり風景写真があります。
フルサイズ機ならではの広いダイナミックレンジと豊かな階調再現、そして繊細な描写。
最近のAPS-Cサイズやマイクロフォーサーズのカメラでも十分な描写性能ですが、
やはりフルサイズ機に軍配があがります。
1枚目の写真では木の枝先の細部までしっかり描写してくれていますし、
2枚目の写真では雪が白とびすることなく、階調豊かに描写されました。
ライブビュー時のオートフォーカスが速くなったことで撮影はとても快適で、
さらに液晶がバリアングルになったことで撮影の自由度が高まりました。
上の写真は地面スレスレのローアングルで撮影していますが、液晶が動くことで楽な姿勢で撮影ができました。
ローアングルだけでなく、手前に人がいる場合には腕を伸ばしてハイアングルで撮影することもできます。
765gという小型軽量ボディでありながら、フルサイズの高画質が楽しめるのは嬉しいですね。
機動性は抜群です。
液晶がバリアングルなったことと、ライブビュー撮影時のオートフォーカスが速くなったことで撮影の
自由度がグッと良くなりました。
日頃撮らなかったアングルで撮影したりと、自分の作品に変化をもたらすことができます。