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70mm 1/125 F6.3 ISO500 70mm 1/60 F4 ISO100 露出補正+0.7
今回はソニーのフルサイズミラーレスα7IIIをご紹介します。
ソニーの誇るフルサイズミラーレスα7シリーズの三代目にして、ベーシックモデル(?)の最新型です。
今回はFE 24-70/4 ZA OSSでの作例をご紹介します。
草花の撮影は風で花が揺れたり、ピントがつかみ辛かったり意外と大変ですよね。
液晶画面で設定を細かく調整できるのはとても便利です。
64mm 1/500 F4 ISO100 35mm 1/400 F4 ISO100
さて、今回はわたらせ渓谷鉄道に揺られて、栃木県日光市の足尾鉱山を訪ねました。
駅を降りて、早速怪しげな廃墟を発見!!
コンクリートの建物は「通洞変電所」、レンガ造りの方は「通洞動力所」とのこと。
「行こう、ここもじきに腐海に沈む」←失礼
70mm 1/250 F4 ISO6400 露出補正-2 70mm 1/8 F4 ISO6400 露出補正-2
通洞駅からは「足尾銅山観光」に向かい鉱山の歴史を学びます。
せっかくなのでISO感度を上げて暗所撮影です。
39mm 1/400 F4 ISO100
今は使われていない鉄橋や建物が大自然に同居しています。
かつては日本有数の鉱山として栄えた足尾町。1973年に閉山され、現在では保存された遺構の一部が当時の面影を残しています。
コンパクトが売りのミラーレスではありますが、このクラスにズームレンズを付けると、さすがにずっしりと来ます。
使用するレンズとの合計重量をみて撮影スタイルを決めるとよいでしょう。
α7IIからα7IIIに乗り換えた印象としては、バッテリー、メモリースロットの蓋、
ファインダーアイカップなど要所要所での改善が見られたのがうれしかったです。
お任せ撮影は卒業して、自分でどんな写真を撮りたいのかをしっかり見据えれば、必ずそれに応えてくれるカメラです。
ISO3200 ISO3200部分拡大
ISO6400部分拡大 ISO12800部分拡大
こんにちは、カメラ担当の池田です。
今回はニコンの新製品D7500の使用レビューをお届けしたい思います。
スペックの中で気になるところと言えば画素数ではないでしょうか。
D7200の2416万画素あったのですが、D7500は2088万画素と減ってしまいました。
しかし、2088万画素あれば画質としては十分で、逆にこの画素数にしたことで、
連続撮影可能枚数や高感度などプラスになることが多いように思います。
そして、測距点の数は51点とD7200と同じ数です。
しかし、180KピクセルRGBセンサーによりAF精度はアップしているようです。
高感度撮影
今回はISO3200から撮影を始め、1段づつ感度を上げていきました。
結果的には、やはりISO3200ではノイズも少なくキレイな描写が得られます。
ISO6400になると少し気になり始めますが、常用と言えるでしょう。
そしてISO12800の画像。ここで急にノイズが目立ち始めました。
シャープさもなくなり、かなり眠たい画像になってしまいました。
これ以上、感度を上げても厳しいと思い、高感度テストはここで終了しました。
続きましては、これまた進化したオートフォーカス性能と連写性能のテストです。
カメラの設定は、AFモードは「AF-C」、ドライブモードは「CH(高速連写)」、
測距点はあえて「51点自動選択」にセットしています。
被写体は私の大好きな鉄道。
撮影場所は北陸本線の新疋田駅で、通過する特急列車を狙いました。
ここまで9枚の連続撮影をしてますが、すべての写真にバッチリ、ピントがきています。
画像を拡大して確認してもピントが甘い写真は1枚もありませんでした。
測距点を自動選択にしたにもかかわらず、このオートフォーカス精度。
D7500のオートフォーカス性能はかなり信頼できます。
このオートフォーカス性能と連写性能は、鉄道だけでなく、飛行機や野鳥の分野でも活躍するでしょう。
通過する列車を後追いで撮影してみました。
列車の後追い撮影では、ピントをはずしたり、迷ったりすることも多いのですが、完璧に捉えてくれました。
オートフォーカスの精度だけでなく、スピードも申し分なしです。
上の写真は大阪ステーションシティで撮影したものです。
D7200より少し画素数は減ったものの、素晴らしい解像感で、屋根の細部まで見事に描写されています。
しかもこの画像はISO1600という少し感度を高くして撮影しているにもかかわらずこの画質です。
新しい映像エンジン「EPEED5」とローパスフィルターレスというのが効いているのでしょう。
カメラは画素数だけでなく、バランスが大事だと感じました。
雨の夜、見慣れた風景が一変します。雨に濡れた地面には街の光が写り込みとても幻想的になります。
ここでは、ひとつの水たまりに注目して、雨でできる波紋を狙いました。
その為には少し早いシャッタースピードが必要になりますので、ISO感度は6400まで上げて撮影しています
最初の高感度テストの写真では、ノイズが気になりましたが、この場面ではまったく気になりませんでした。
また、D7500は防塵防滴ということで、雨の中でも安心して撮影できました。
D7500を使ってみての感想ですが、撮影者の欲求を満たしてくれる中級機でありながら、重量が720gと軽量で
さらにタッチパネルのチルト式液晶になったことで、機動力が抜群に良くなりました。
軽量化を図りながらもチープ感はまったくなく、グリップは持ちやすいように改良され、
防塵防滴構造、シャッター耐久回数15万回と、安心感・安定感のあるボディに仕上がっています。
また、シャッターを押した感触もD7200より心地良く感じられ、連写時でも安定した撮影ができました。
ISO12800で撮影 ISO12800の拡大画像
ISO25600の拡大画像 ISO40000の拡大画像
さて今回は、2017年8月に発売されましたキヤノンEOS6D MarkIIの使用レビューをお届けしたいと思います。
前モデルのEOS6Dは軽量フルサイズ一眼レフとして2012年12月発売され脚光を浴びました。
EOS6D MarkUはその後継機種として、約5年の時を経て登場してきました。
高感度テスト
ISO12800は常用として使用してもまったく問題のないレベルで、
ISO25600でもノイズが少し目立つようになるものの十分使えると感じました。
そして何より驚いたのがISO40000での画質。
普通、ISO感度の上限ではかなりのノイズ量で、画質に大きな影響を与えていたのですが、
このカメラは上限ISO感度でも緊急時には十分使えるレベルの画質までもってきています。
1/640秒 F11 ISO800で撮影
雪の積もった斜面をソリで遊ぶ子供を狙いました。
カメラの設定は、オートフォーカスモードはAIサーボ、測距点はゾーン(中央部)、
ここでは1枚の写真しか掲載しませんが、前後の写真すべてにピントは合っており、
速くなった連写性能のおかげで、表情の違うバリエーション豊かな写真を撮影することができました。
オートフォーカス性能はかなり信頼のできるものに進化を遂げていました。
1/1000秒 F7.1 ISO400で撮影
同じく鉄道を狙った1枚。しかし、この写真の撮影時の設定はオートフォーカスモードはワンショット、
測距点は1点、ドライブモードは高速連写にして、あらかじめピントを合わせておく「置きピン」で撮影しています。
なぜ、動いている被写体なのにAIサーボにしなかったのか。それにはちゃんとした理由があります。
EOS6D MarkIIは45点測距と測距点の数だけを見ればとても進化したと感じるのですが、
残念なことに、測距点が中心部に集中しているのです。
上の写真の場合、機関車の正面にピントを合わせたいのですが、その位置には測距点がないのです。
それで仕方なく、置きピンで撮影した訳です。
ただこれもファインダーで撮影する場合の話で、ライブビューなら撮像画面内の約80%のエリアで
オートフォーカスが可能ですので、動きものではなく、普通に撮影するならまず問題はないでしょう。
1/200秒 F8 ISO100で撮影 1/320秒 F8 ISO100で撮影
フルサイズ機で撮影したい被写体のひとつとして、やはり風景写真があります。
フルサイズ機ならではの広いダイナミックレンジと豊かな階調再現、そして繊細な描写。
最近のAPS-Cサイズやマイクロフォーサーズのカメラでも十分な描写性能ですが、
やはりフルサイズ機に軍配があがります。
1枚目の写真では木の枝先の細部までしっかり描写してくれていますし、
2枚目の写真では雪が白とびすることなく、階調豊かに描写されました。
ライブビュー時のオートフォーカスが速くなったことで撮影はとても快適で、
さらに液晶がバリアングルになったことで撮影の自由度が高まりました。
上の写真は地面スレスレのローアングルで撮影していますが、液晶が動くことで楽な姿勢で撮影ができました。
ローアングルだけでなく、手前に人がいる場合には腕を伸ばしてハイアングルで撮影することもできます。
765gという小型軽量ボディでありながら、フルサイズの高画質が楽しめるのは嬉しいですね。
機動性は抜群です。
液晶がバリアングルなったことと、ライブビュー撮影時のオートフォーカスが速くなったことで撮影の
自由度がグッと良くなりました。
日頃撮らなかったアングルで撮影したりと、自分の作品に変化をもたらすことができます。
今回はキヤノンのフラッグシップモデル、5Dシリーズの最新モデル
「EOS 5D Mark IV」のレビューをお届けします!
今回は、レンズ 「EF24-105mm F3.5-5.6 IS STM」をつけて大阪、奈良で実写テストを行いました。
高感度性能
写真の赤枠を等倍で各ISOごとにトリミングして拡大します。(中央)ISO 12800 (右)ISO32000
常用で設定可能な範囲の高感度はISO32000まで設定が可能ですが、
さらにH1「ISO51200相当」、H2「ISO102400相当」で設定可能です。
今回の結果は、ISO 12800では輝度ノイズが多少みられるものの色ノイズやカラーバランスの
崩れは殆どなく問題なく使える範囲です。
常用ISO感度の上限 ISO 32000では、
輝度ノイズと階調性の低下で高コントラストの部分が潰れてしまう所はありますが、
カラーバランスの崩れや目立った色ノイズは見られないので、
常用ISO感度として十分使う事のできる範囲です。
動体補足性能
設定はAFモード「AIサーボAF」・測距点「中央部9点」・撮影モード「連写H」での撮影です。
EOS 5D MarkWの連続撮影枚数は、通常撮影時には7コマ/秒 、AIサーボAFの場合は約4.3コマ/秒と高速連写が可能です。
今回の作例写真は、AIサーボAFでの撮影なので約4.3コマ/秒の撮影で列車がホームに入ってくる約3秒間、
全部で13コマの撮影をした内の最初の3コマ(上段)最後の3コマ(下段)ずつです。
結果は、作例写真の13コマでは全てのコマにピントが合っていましたが、
その他のシーンでは、人が前を横切るなどした場合、ピントが外れてしまうこともあったので
「AFカスタム設定」で被写体の動きに合わせた設定をすることで、より精度を高めることができました。
階調性能
逆光のシーンでも高い階調性能のおかげで、暗部も黒潰れすることなくしっかり表現してくれています。
これはオートライティングオプティマイザという暗部を明るく補正してくれる機能の効果で
四段階から効き具合を選択することができ、上の作例は「強」で撮影した写真です。
この機能を使えば自然に黒潰れの少ない写真を撮ることが出来るので、
逆光シーンの人物撮影などでも役に立つ機能です。
ISO 8000 SS 1/125 F値 6.3
ISO 800 SS 1/400 F値 5.6
最後に
前モデルからは4年ぶりに満を持して発売されただけあり、画質・高感度性能・AF性能など着実に進化しています。
なかでもAF性能は、前モデルより大幅に進化していて「AIサーボAFV」搭載で7D MarkU譲りの高い動体予測性能が
できるようになっており、動いている被写体をストレスなく撮影することが出来ました。
風景撮影では、新しい処理エンジンのおかげで驚くほどダイナミックレンジが広くなり、
前モデルでは表現の難しかった高コントラストのシーンでも、
自然な表現で撮影することが出来るようになっています。
風景撮影から動体撮影まで、プロレベルでこなせる万能性の高いカメラです。
今回はリコーから、2018年4月20日に発売されました
PENTAX K-1MarkU
の魅力を実写を含めてご紹介します。
ISO感度性能
(左)こちらの写真の中央部分を等倍で拡大トリミングして比較します。(中央)ISO 25600 (右)ISO 51200
今回のテスト結果では、ISO 51200まで常用感度で使用することができる範囲で、
ISO 102400になると高感度ノイズが出てくるものの許容範囲内で緊急時には使うことができるといった結果です。
前モデルK-1の高感度テストと比較すると、常用感度がISO 25600⇒ISO 51200と一段分上がっており、
新たに搭載されたアクセラレーターユニットの効果を感じることが出来る結果になりました。
ISO 25600
日中に高感度で撮影した場合でも、多少のノイズ感は出てくるものの色の再現性はとても高く、
薄暗いシーンでも立体感を感じる写真を撮ることが出来ます。
リアル・レゾリューション・システム
リアル・レゾリューションとは撮像素子をズラしながら連写した4枚の写真を合成して解像感を高めるといった機能です。
これまでのリアル・レゾリューションは三脚に据えて撮影する必要がありましたが、
K-1MarkUから手持ちで撮影できるようになったのでテストを行いました。
(左上)こちらの写真を等倍で拡大してトリミングを行います。(右上)通常撮影
(左下)三脚使用 リアル・レゾリューション (右下)手持ち リアル・レゾリューション
新たに搭載された、手持ちでのリアル・レゾリューションは、
三脚を使用したリアル・レゾリューションの解像感には及ばないものの通常撮影と比較すると、かなり解像感がアップしています。
手持ちリアル・レゾリューションの撮影中、多少身体が揺らいで構図がブレてしまっても、不自然な重なりが起きることは、
ほとんどなく従来のリアル・レゾリューションよりも格段に撮影しやすくなっています。
AF性能
素早く動き回るニホンザルを「AF-C+測距点中央部9点+連写約4.4コマ/秒」で撮影した内の2コマです。
前モデルK-1と比べると被写体を判別する能力がアップしており、メインの被写体と背景が似た色のシーンであっても、
背景に引っ張られることなく被写体にピントを合わせ続けてくれました。
ISO3200 SS 1/640 F5.6
今回マークUを実際に使う前は
「外観もそんなに変わらず、基板に新たにアクセラレーターユニットがついただけで、
そんなに大きく進化していないマイナーチェンジモデル」そう考えていました。
ですが2年程前に実写レビューの為に前モデルPENTAX K-1を使用した時と比べると、
高感度性能やAF性能といった、軸の部分が大きく進化しており格段に撮影しやすくなっていました。